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7月21日

本日、7月21日は小倉祇園太鼓競演会の日です。
小倉祇園太鼓とは、福岡県北九州市小倉北区で行なわれるお祭です。江戸時代以来、約390年の歴史を有する古いお祭で、京都の祇園祭、博多の博多祇園山笠と共に「全国三大祇園」に数えられることもあり、また福岡県内では博多祇園山笠、戸畑祇園大山笠と共に「福岡県の三大祇園祭」と数えらることも多いです。
特徴的なのは太鼓の面に対して正面から打つのではなく、横から打つ所ですね。これは特有の演奏スタイルである「廻り太鼓」に適しており、この「廻り太鼓」というのが町内を巡回する山車に太鼓を設置し叩きながら練り歩くというもの。
競演会というのは言わば太鼓の大会でして、地区ごとで分かれているチームが小倉城に集まり、山車を引き次々とパフォーマンスをし採点される、という形式で
毎年熱気あふれる太鼓の音を聞くことが出来ます。
さて、弁垂れてしまいましたが、何を隠そう私も幼き頃はこの小倉祇園に深く関わっており、7月から聞こえ始める太鼓の音で昨日のことのように思い返すこともままありました。
2016年には国指定の民俗文化財に選ばれたり、日本の祭りには少ない女人禁制が特別ない祭りとしても有名なところを推していきたいところです。
今日明日は小倉の繁華街に出れば、どこでも太鼓と掛け声と調子を合わせる為のすり鐘を擦る高い音を耳にし、一層賑わいを見せていることでしょう。
是非とも福岡・北九州市の誇る夏のイベントの一端に触れてみてはいかがだろうか。
勿論、例年よりも暑さが厳しいので外出する際は、水分塩分とそれから調子が悪くなったら冷房の効いた室内で休む心がけを忘れずに。