
5月19日
本日、5月19日はハーレー彗星が大接近した日です。1910年の今日、周期約76年の別称ほうき星とも呼ばれる長く尾を引く彗星が地球に近づき、近年の中で一番綺麗に観測できた日です。
今から、ついぞ100年も前になる話ゆえに体験交えてのお話が出来ないのが残念でなりません。
資料から察するに当初はえらい盛り上がりだったようで、ありとあらゆるお店が大儲けしたのが手に取るがごとく分かります。
生きている内に二度見れることはない、というコンセプトであやかり、大接近するその日まで商店街はお祭り騒ぎだったそうな。
これが前々回の大接近の日のお話で、1986年に接近した前回は観測するのに不向きだったと見受けられます。その時の私の話は割愛。うまく話せないというところが大きな要因でございます。お察しください。
最近では星空を見上げることも無くなりましたし、そも煌めきもあまり見えない夜空となっていますが、この彗星に関してはそんなこと関係なくなる程に光度の高く美しい天体ですので、しかと目に焼きつけたいものです。
次の大接近は2061年7月28日と予測されています。約50年後…。遠い話のようで、きっとあっという間の話なんでしょうね。
掲載日:2018-05-19