
3月9日
本日、3月9日といえば卒業シーズン真っ只中です。
レミオロメンの2ndシングル「3月9日」は2004年にリリースされたもので、以降若い世代はもちろんの事、老若男女問わず卒業ソングの定番と知られ、今なお愛される楽曲となっております。
これを読まれている卒業生の皆々様、ご卒業おめでとうございます。
北九州小倉の本日の天気は、朝から曇天が続きますが昼過ぎから晴れ間が見えるそうで、一筋の光が差し込み照らすような大変卒業には持って来いの吉日となりました。本日、卒業の方々は更なる転機が訪れるかも知れません。天気だけに。
卒業してから何年か経って分かることですが、卒業が変わり目・移り目ということはありません。確かに、道を分かつ友人もいるでしょう。環境がガラリと音を立てて変わる方も居るでしょう。勿論です。修学したと認められ学び舎を巣立つのですから。ただ、決してここが境目ではありません。
卒業式は過去の自分を振り返り、未来の自分について考えるきっかけに過ぎません。変わり目や移り目といった選択し道を切り開く点は、とうに過ぎているのです。
これを聞いて不安や焦燥に駆られる卒業生も居るでしょう。大いに結構です。まだ転機は先にもあります。山ほどあります。選択肢を絞られていたとしても、生きている限り、数えられない程の変わり目や移り目があります。前に進み、足掻けば足掻くほど多くの道を獲得出来ます。
自身の道を思案できるこの時を大事にしてください。いつか、それはかけがえの無いひと時だと思える瞬間があります。
どうぞ迷ってください。どうぞ悩んでください。どうぞ奔走してください。
そして、その先に待つ道に道に光あらんことを私は祈るばかりです。
ご静聴、誠にありがとうございました。
掲載日:2017-03-09