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5月13日

本日、5月13日はメイストームデーです。
5月13日はバレンタインデーから88日目に当たり、故事「八十八夜の別れ霜」「メイ・ストーム：5月に吹き荒れる風や嵐」などにかけて、カップルが別れ話を切り出すのに最適の日とされるそうです。
薫風の候、ここ九州では例年より19日も早く梅雨入りを迎え、初夏の疾風と合わさり吹き荒ぶ天候が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
天候も相まってメイストームデーが際立つものですが、なんとも失礼な日を設けたもんだと驚きを覚えております。
確かに、クリスマスやバレンタインデーに一時期の劣情に駆られて交際し始めたアベックというのは、その雪やチョコが溶けるように瞬く間に崩れ散り散りになる末路を辿る話をよく耳にします。理知を置き捨てがちな学生時代なんかは特に。
私自身、昔は人の繋がりが脆弱で希薄なもんだと思っておりましたが、だいぶ考えが変わりまして。明確なきっかけは覚えておりませんが、友人にしろ恋人にしろ馴れ初めはそんなに重要ではなく、要は相性が良ければ繋がりは強固に出来るし固く結びつきます。なので、メイストームデーはあくまでジンクスであり絶対ではないでしょう。
悪縁、という言葉がありますが、尾を引き現在を沈ませる過去の縁を切る日として捉えるとそこまで失礼にはならないのでしょうか。それが別れ話を切り出す理由となるなら、それはそれで良日なのかも知れません。
考えれば考えるほど沼のように深みに嵌るお話ですね。ブログとしてもここいらで切っておくのが賢明でしょうね。
まだまだ夏の嵐も始まったばかり。外出の際には強い雨脚や強風に足を取られないようお気を付けくださいませ。