
9月11日
本日、9月11日は公衆電話の日です。
1900年、日本で初めての自動電話(公衆電話)が東京の新橋駅と上野駅構内に設置されました。
料金は5分間で15銭、交換手を呼び出してからお金を入れて相手につなぐものでした。当初、そばが1杯2銭だったことから窺えるようになかなかに割高。
当時は電話交換手も不慣れで、トラブルが絶えなかったようですね。
さて、公衆電話の日…ということなのですが、そもそもその姿を見ることが出来なくなってます。
携帯電話の普及率が30代以下はほぼ100%となり、日の目を浴びなくなってしまったのが由縁。
昨今のテレホンカードはもはやコレクショングッズとなっていると聞くから驚きを隠せません。
とはいえ、災害時に繋がる手段として有用ですし、海外からはるばる日本に訪れた方々にとってはありがたいものなので向こう10年はなくならないのではないか、と私は踏んでいます。
技術革新が日に日に表舞台に出て、成長が急速になっているので保障は出来ませんがね。
10年。あと10年すればどんな未来が待っているのでしょう。ちょうど10年前の2008年にはここまで多方面において進化や偉業が成されるとは思ってもいなかったので、公衆電話が世界から消える日も意外と近いのかもしれませんね。
掲載日:2018-09-11